スーパーや惣菜店で買ったコロッケを食べるとき、「電子レンジで何秒温めればよい?」「衣をサクサクに仕上げるにはどうすればよい?」と迷うことがあります。電子レンジだけでも手軽に温められますが、加熱中に出た水分で衣がやわらかくなりやすいのが特徴です。
コロッケの温め直しには、電子レンジで中を温めてから、オーブントースターで衣を焼く方法が向いています。時間を優先するなら電子レンジ、食感を重視するならトースター、どちらも使えない場合はフライパンというように、目的に合わせて選ぶと便利です。
この記事では、コロッケの温め直し方を道具別に整理し、個数ごとの時間の目安、サクサクに仕上げるコツ、冷蔵・冷凍したコロッケの扱い方まで分かりやすく紹介します。
コロッケの温め直しはレンジとトースターの併用がおすすめ
コロッケを中まで温かくしながら衣の食感も整えたいときは、電子レンジとオーブントースターを順番に使う方法が取り入れやすいでしょう。
電子レンジはコロッケの内側を短時間で温めるのが得意です。一方、トースターは表面の水分を飛ばし、衣を香ばしく焼くことに向いています。それぞれの特徴を組み合わせることで、片方だけを使うよりも温度と食感のバランスを整えやすくなります。
温め方の早見表
温める道具を選ぶときは、仕上がりだけでなく、使える時間やコロッケの個数も考えると決めやすくなります。
| 温め方 | 時間の目安 | 仕上がり | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 電子レンジとトースター | 合計3~6分程度 | 中は温かく衣はサクサク | 食感を重視したいとき |
| 電子レンジのみ | 1個30~50秒程度 | しっとりやわらかい | 時間をかけずに食べたいとき |
| トースターのみ | 4~8分程度 | 衣が香ばしく仕上がる | 少量をゆっくり温めるとき |
| フライパン | 片面2~3分程度 | 底面がカリッとしやすい | トースターがないとき |
| オーブン | 7~12分程度 | 複数個を均一に温めやすい | 家族分をまとめて温めるとき |
| エアフライヤー | 3~6分程度 | 表面が軽く仕上がりやすい | 揚げ物の温め機能を使いたいとき |
時間は一般的な惣菜コロッケ1個を想定した目安です。大きさ、厚み、冷蔵庫から出した直後かどうか、使用する機器の出力によって変わります。最初は短めに設定し、様子を見ながら追加してください。
レンジで中を温めてトースターで表面を焼く
温め直しの基本的な流れは、次のとおりです。
- コロッケを耐熱皿にのせる
- ラップをかけずに電子レンジで短時間加熱する
- トースターを予熱する
- アルミホイルを軽く丸めてから広げる
- コロッケをのせて2~4分ほど焼く
- 衣の表面を確認して取り出す
一般的な大きさのコロッケ1個なら、電子レンジ600Wで30~40秒ほど温めてから、トースターで2~4分焼くところから試すと調整しやすくなります。
一般的な大きさのコロッケでも、厚みや具材、冷え具合によって適した温め時間は変わります。最初から長時間加熱せず、電子レンジとトースターの両方を短めに設定し、中心の温かさと衣の状態を見ながら追加すると調整しやすいでしょう。
ラップをかけないほうが衣を整えやすい
電子レンジで温めるときにラップをかけると、コロッケから出た蒸気が皿の中にこもりやすくなります。衣が水分を含むため、全体がやわらかい仕上がりになりがちです。
衣の食感を残したい場合は、耐熱皿へ直接コロッケを置き、ラップをかけずに短時間加熱します。油が皿へ付くのが気になるときは、電子レンジ対応のキッチンペーパーを敷いてもよいでしょう。ただし、製品によって電子レンジでの使用条件が異なるため、パッケージの表示を確認してください。
NHKの「みんなのきょうの料理」では、コロッケ2個、合計約130gをラップなしで600Wの電子レンジに1分~1分30秒かけ、加熱後にペーパータオルで余分な油を押さえる方法が紹介されています。
補足ポイント:電子レンジでは完成まで温め切らず、内側が温かくなる程度でトースターへ移すと衣を整えやすくなります。

電子レンジだけでコロッケを温め直す方法
忙しい朝や昼食など、短時間で温めたいときは電子レンジだけでも対応できます。サクサク感より手軽さを優先したい場面に向いている方法です。
加熱時間を長くしすぎると、具の水分が出やすくなり、衣がしっとりしたり中身が熱くなりすぎたりします。少し短めに温め、必要に応じて10秒ずつ追加すると仕上がりを確認しやすくなります。
1個なら600Wで30~50秒を目安にする
冷蔵または常温の惣菜コロッケ1個なら、600Wで30~50秒ほどが一つの目安です。小ぶりなコロッケは30秒程度、大きく厚みのあるコロッケは40~50秒程度から試します。
2個を同時に温める場合は、600Wで1分~1分30秒程度を目安にします。個数を増やしたからといって、1個分の時間をそのまま倍にすると温まり方に差が出る場合があります。まず1分ほど加熱し、中心の温度を確認してから10~20秒ずつ追加するとよいでしょう。
コロッケ同士が重なると温度差が生まれやすいため、皿の中央へまとめず、少し間隔を空けて並べます。ターンテーブル式の電子レンジでは、皿の端側へ配置したほうが温まりやすい機種もあります。
500Wと700Wでは時間を調整する
電子レンジの出力が違う場合は、600Wの時間を基準に加熱時間を調整します。
| 出力 | コロッケ1個の目安 |
|---|---|
| 500W | 40~60秒程度 |
| 600W | 30~50秒程度 |
| 700W | 25~40秒程度 |
これは一般的な惣菜コロッケを冷蔵庫から出して温める場合の目安です。クリームコロッケや大判コロッケは中心まで熱が届くのに時間がかかるため、表面の温度だけで判断せず、箸やナイフで中心付近を確認します。
高出力で長く加熱するより、中程度の出力で少しずつ温めるほうが全体の温度を整えやすくなります。温めムラがある場合は、一度向きを変えてから再加熱してください。
電子レンジ用の網やプレートも使える
電子レンジ用のすのこ付き容器や揚げ物用プレートがあると、コロッケの底が皿へ密着しにくくなります。加熱中に出た油や水分が下へ落ちるため、平らな皿に直接置くより底面のべたつきを抑えやすいのが特徴です。
商品を選ぶときは、電子レンジ対応であること、コロッケを重ねずに置ける大きさであること、使用後に洗いやすいことを確認します。金属製の網は一般的な電子レンジでは使用できません。必ず電子レンジ専用として販売されている製品を選びましょう。
揚げ物を温める機会が少ない家庭では、専用容器を用意しなくても、ラップなしで短時間加熱する方法で十分対応できます。

トースターでコロッケをサクサクに温め直す方法
衣の香ばしさを重視するなら、オーブントースターが使いやすいでしょう。高温の熱で表面の水分を飛ばしやすいため、冷めてやわらかくなった衣を軽い食感に整えられます。
ただし、コロッケの表面は温まっていても、中心が冷たいまま残ることがあります。冷蔵庫から出した直後のコロッケや厚みのある商品は、先に電子レンジで軽く温めるか、低めの温度でゆっくり加熱してください。
トースターは先に予熱しておく
トースターが冷えた状態から加熱すると、庫内が温まるまでに時間がかかります。その間にコロッケから水分が出るため、衣を短時間で焼き上げにくくなります。
温める前に1~2分ほど予熱し、庫内を温めておきましょう。予熱後にコロッケを入れると、衣へすぐに熱が届きやすくなります。
惣菜メーカーのロック・フィールドも、店舗販売コロッケをトースターで再加熱するときは予熱をすすめています。同社の案内では、トレイにアルミホイルを敷き、商品をのせて上からもホイルをかぶせ、様子を見ながら約5~8分温める方法が示されています。商品ごとに推奨方法が異なるため、購入時の案内がある場合はそちらを優先してください。
アルミホイルは軽くしわを付けて敷く
トースターのトレイへアルミホイルを平らに敷くと、コロッケの底面とホイルが密着します。加熱中に出た油や水分が底へたまり、裏側がしっとりしやすくなります。
アルミホイルを一度軽く丸め、破れないように広げてから敷くと、表面に細かな凹凸ができます。コロッケとホイルの間に小さなすき間が生まれるため、余分な油や水分がたまりにくくなります。
ホイルがヒーターへ触れると扱いにくいため、大きく広げすぎないようにします。トースターの説明書にアルミホイル使用時の指定がある場合は、その内容に従ってください。
表面が濃くなりそうならホイルをかぶせる
トースターで温めている途中に表面だけが濃くなってきたときは、コロッケの上へアルミホイルをふんわりとかぶせます。表面へ直接届く熱をやわらげながら、中心まで温められます。
最初から上面を覆う方法もありますが、衣のサクサク感を出したいときは、途中まで覆わずに焼き、色が付いた段階でかぶせると調整しやすくなります。
反対に、底面だけがやわらかい場合は、加熱の途中で一度裏返します。菜箸やトングで強く挟むと衣が外れやすいため、フライ返しなどで下から持ち上げると形を保ちやすくなります。
焼き上がりは衣の音と表面で確認する
温め時間だけでなく、衣の状態も確認しましょう。表面から小さく油が浮き、菜箸で軽く触れたときにカサッとした感触があれば、衣の水分がほどよく抜けています。
取り出した直後は中身が熱くなっていることがあります。クリームコロッケやとろみのある具は、表面より中心の温度が高く感じられる場合もあるため、皿へ移して1分ほど置いてから食べると温度が落ち着きます。
補足ポイント:トースター使用中は庫内の様子を確認し、取扱説明書に記載された時間や使い方を優先してください。
トースターがないときの温め直し方
トースターがない家庭でも、フライパンやオーブン、魚焼きグリルなどでコロッケを温められます。それぞれ熱の入り方が異なるため、火力を抑えながら少しずつ仕上げるのがコツです。
道具ごとの特徴を知っておくと、引っ越し直後や外出先のキッチンなど、使える調理器具が限られている場面でも対応しやすくなります。
フライパンは油を引かず弱火で焼く
フライパンを使う場合は、基本的に新しい油を加える必要はありません。コロッケの衣には揚げ油が残っているため、加熱すると表面から少しずつ油が出てきます。
フライパンへコロッケを並べ、ふたをせずに弱火で2~3分ほど温めます。底面が香ばしくなったら裏返し、反対側も2~3分焼きましょう。側面も整えたいときは、フライ返しやトングで支えながら短時間ずつ転がします。
ふたをすると中まで温まりやすくなりますが、蒸気がこもって衣がやわらかくなりやすいため、使用する場合は最初の1分程度にします。その後はふたを外し、表面の水分を飛ばしてください。
オーブンは複数個をまとめて温めやすい
家族分のコロッケを一度に温めるなら、オーブンが便利です。天板へオーブン対応の網を重ね、その上へコロッケを並べると、底面にも熱が届きやすくなります。
180~200度に予熱したオーブンで、7~12分程度を目安に温めます。冷蔵庫から出したばかりの厚いコロッケは、時間を少し長めに取ります。表面の色が濃くなってきたら、アルミホイルをかぶせて調整してください。
オーブンは予熱に時間がかかるものの、庫内が広いためコロッケ同士を離して並べられます。4個以上を温めるときや、ほかの揚げ物も一緒に温めるときに向いています。
魚焼きグリルは短時間で表面を焼ける
魚焼きグリルはヒーターとの距離が近く、高温になりやすい調理器具です。衣を香ばしく仕上げられますが、トースターより表面の色が変わるのが早いため、弱火で様子を見ながら使います。
アルミホイルを敷いた受け皿やグリル対応トレイへコロッケを置き、弱火で片面1~2分ずつ温めます。両面焼きグリルなら途中で裏返さなくても温められますが、機種によって熱の当たり方が異なります。
グリル内に油が落ちると煙が出やすいため、受け皿や専用トレイを使用し、加熱中はその場を離れないようにします。
エアフライヤーは衣を軽く仕上げやすい
エアフライヤーやノンフライ調理器は、熱風を循環させて食材を温めます。コロッケ全体へ熱が当たりやすく、追加の油を使わずに衣を軽く仕上げられるのが特徴です。
180度前後で3~6分ほどを目安にし、途中で一度裏返します。冷蔵した大きなコロッケは、中心の温度を確認しながら1~2分追加してください。
機種に「揚げ物温め」や「リベイク」などの専用モードがある場合は、その設定を優先します。時間や温度は機器によって異なるため、説明書の目安を確認しましょう。
コロッケをサクサクに仕上げるコツ
同じ調理器具を使っても、並べ方や加熱の順番によって仕上がりは変わります。衣へ水分をためないことと、短時間で表面へ熱を当てることが、軽い食感につながります。
難しい作業は必要ありません。温める個数を欲張らず、少し間隔を空けて並べるだけでも温まり方を整えやすくなります。
コロッケ同士を重ねず間隔を空ける
コロッケを重ねて温めると、接している部分へ蒸気がたまり、衣がやわらかくなります。電子レンジ、トースター、オーブンのいずれを使う場合も、コロッケ同士が触れないように並べましょう。
一度に入らないときは、無理に詰め込まず2回に分けます。トースターの天板いっぱいに並べるより、少し空間を残したほうが熱が回りやすくなります。
複数個を電子レンジで温める場合は、皿の中心に寄せず円を描くように配置すると、温まり方の差を抑えやすくなります。
表面の余分な油や水分を軽く取る
コロッケの表面に油が多く残っていると、温めたときに衣が重い食感になりやすくなります。キッチンペーパーを軽く当て、表面の油を吸わせてから加熱すると整えやすくなります。
強く押さえると衣がつぶれたり外れたりするため、上からそっと当てる程度で十分です。冷蔵保存中に容器の内側へ水滴が付いていた場合も、コロッケの表面を軽く確認してから温めます。
トースターで焼いた後に油が浮いているときは、取り出してからキッチンペーパーへ数十秒のせると、底面の余分な油を取りやすくなります。
霧吹きは基本的に使わなくてもよい
パンのリベイクでは表面へ少量の水を吹きかけることがありますが、コロッケは具材にも衣にも水分を含んでいます。衣のサクサク感を重視する場合は、追加の水分を与えず、そのままトースターで焼く方法が分かりやすいでしょう。
長時間冷蔵して衣が乾いている場合でも、まずは霧吹きを使わずに温めます。表面が硬くなりやすいと感じたときは、トースターへ入れる前に電子レンジで短時間温め、内側から出る蒸気を利用します。
コロッケの種類や衣の厚さによって仕上がりが異なるため、同じ商品を繰り返し買う家庭では、温め時間を覚えておくと次回から調整しやすくなります。
ソースは温めた後にかける
温める前にソースをかけると、衣が水分を吸ってやわらかくなります。サクサクした食感を残したいときは、何もかけずに温め、皿へ盛り付けてからソースを添えましょう。
お弁当用のコロッケも、ソースを別容器に入れると衣の食感を保ちやすくなります。ソースをあらかじめかける場合は、食べる直前に使う量だけにすると全体が重くなりにくいでしょう。
チーズやホワイトソースをのせて焼くアレンジでは、サクサク感よりも一体感のある仕上がりになります。温め直しとアレンジ調理は目的を分けて考えると、好みの食感を選びやすくなります。

冷蔵・冷凍したコロッケを温めるときのポイント
コロッケの保存状態によって、適した温め方は異なります。購入した当日に常温から温める場合と、冷蔵庫や冷凍庫から出して温める場合では、中心まで熱が届く時間に差があります。
市販品は商品ごとに保存方法や消費期限、加熱方法が決められています。パッケージや購入店の案内がある場合は、その表示を優先してください。
冷蔵コロッケは中心を先に温める
冷蔵庫から出したコロッケは表面から中心まで冷えているため、トースターだけでは表面が先に焼けやすくなります。電子レンジ600Wで20~40秒ほど温めてから、予熱したトースターへ移すと全体を整えやすくなります。
大判コロッケやクリームコロッケは、一般的なポテトコロッケより中心まで温まるのに時間がかかる場合があります。電子レンジでは10秒ずつ追加し、トースターでは表面の色を見ながら調整します。
購入店が示す期限内であっても、保存中の温度や持ち運び時間によって状態は変わります。においや見た目にいつもと異なる変化がある場合は、無理に温めて食べることは控えましょう。
揚げた後に冷凍したコロッケは段階的に温める
一度揚げてから冷凍したコロッケは、電子レンジで解凍と加熱を行った後、トースターで衣を焼く方法が使いやすいでしょう。
1個ずつラップを外して耐熱皿へ置き、600Wで1分ほど加熱します。中心がまだ冷たい場合は、10~20秒ずつ追加します。その後、予熱したトースターで3~5分ほど焼き、衣を整えます。
最初からトースターだけで温める方法もありますが、冷凍状態では中心まで熱が届く前に衣の色が濃くなることがあります。厚みのあるコロッケほど、電子レンジを併用したほうが調整しやすくなります。
加熱調理前の冷凍コロッケは表示に従う
揚げる前の冷凍コロッケと、揚げた後に冷凍したコロッケは別の食品です。未加熱の冷凍コロッケを、惣菜コロッケと同じ感覚で電子レンジやトースターだけで温めることはできません。
油で揚げる商品、オーブンやトースターで調理できる商品、電子レンジ対応の商品などがあるため、パッケージに記載された方法で加熱します。「凍ったまま調理」などの指定がある場合は、自己判断で解凍せず、その手順に従いましょう。
電子レンジ対応の冷凍コロッケでも、商品によってワット数や個数ごとの時間が異なります。袋から出すか、トレーのまま加熱するかも商品ごとに違うため、表示を確認することが基本です。
翌日のお弁当には十分に再加熱して冷ます
冷蔵したコロッケを翌日のお弁当に入れる場合は、中心まで十分に再加熱します。温めた後はすぐに弁当箱へ詰めず、清潔な皿やバットへ移して蒸気を逃がし、しっかり冷ましてから入れます。
温かい状態でふたをすると、容器内へ水滴が付き、衣がやわらかくなります。ほかのおかずやご飯の温度にも影響するため、すべてのおかずを冷ましてからふたを閉めるとよいでしょう。
自然解凍できる冷凍食品を使う場合は、商品パッケージに「自然解凍可」と記載されたものを選びます。家庭で作って冷凍したコロッケを、表示のある冷凍食品と同じように凍ったまま弁当へ入れる方法は避け、加熱してから使用してください。

コロッケの種類に合わせた温め方
コロッケは中身や大きさによって熱の伝わり方が異なります。ポテトコロッケとクリームコロッケでは、同じ時間温めても中心の温度や衣の状態に違いが出ます。
種類ごとの特徴を把握し、最初の加熱時間を少し変えると、衣と中身の両方を好みの状態へ近づけやすくなります。
ポテトコロッケは短時間から調整する
一般的なポテトコロッケは、具にある程度の厚みがあるものの、クリーム系ほど中心が流動的ではありません。電子レンジ600Wで30~40秒ほど温め、トースターで2~3分焼く方法から試します。
じゃがいもの水分量が多いコロッケは、電子レンジで長く温めると具がやわらかくなり、持ち上げたときに形が崩れやすくなります。電子レンジからトースターへ移す際は、フライ返しを使うと安定します。
牛肉やひき肉が多く入ったコロッケは、具が詰まっている分、中心の温度を確認しながら追加加熱してください。
クリームコロッケは中心の温度に配慮する
クリームコロッケは中身にとろみがあり、加熱すると中心が非常に熱くなりやすい食品です。表面の衣が温かくても、中心との温度差が大きい場合があります。
冷蔵品1個なら、電子レンジ600Wで20~30秒ほど温めて状態を確認し、必要に応じて10秒ずつ追加します。その後、トースターで2~3分焼きます。加熱後はすぐに割らず、1~2分ほど置いて温度を落ち着かせると食べやすくなります。
電子レンジで長時間加熱すると中身が膨らみ、衣の割れ目からクリームが出ることがあります。短時間ずつ加熱することが扱いやすさにつながります。
大判コロッケはホイルを使ってゆっくり温める
通常より大きいコロッケは、表面積だけでなく厚みも確認します。薄くて大きいものは比較的早く温まりますが、厚みのある大判コロッケは中心へ熱が届くまで時間が必要です。
電子レンジで40~60秒ほど温めた後、トースターで3~5分焼きます。表面が先に濃くなったら、アルミホイルをかぶせて中まで温めます。
半分に切ってから温める方法もありますが、切り口から具の水分が出やすくなります。形を保ちたい場合は丸ごと温め、食べる直前に切るとよいでしょう。
よくある質問
コロッケは電子レンジで何分温めますか?
一般的な惣菜コロッケ1個なら、600Wで30~50秒ほどが目安です。2個では1分~1分30秒ほどから試します。大きさや冷え具合によって変わるため、最初は短めに設定し、10秒ずつ追加してください。
コロッケを温めるときにラップは必要ですか?
衣の食感を残したい場合は、ラップをかけずに温める方法が向いています。ラップをすると蒸気がこもり、衣がしっとりしやすくなります。電子レンジ内の汚れが気になる場合は、深さのある電子レンジ対応カバーを使う方法もあります。
トースターだけでコロッケを温められますか?
常温に近いコロッケなら、予熱したトースターで4~6分ほど温められます。冷蔵庫から出した直後や厚みのある商品は、表面だけが先に焼けやすいため、アルミホイルをかぶせるか電子レンジを併用すると調整しやすくなります。
アルミホイルとクッキングシートはどちらがよいですか?
高温になるトースターでは、機器の説明書で使用が認められたアルミホイルが使いやすいでしょう。クッキングシートは製品ごとに耐熱温度が異なり、ヒーターへ近づくと扱いにくい場合があります。使用前にパッケージとトースターの説明書を確認してください。
コロッケをもう一度油で揚げてもよいですか?
揚げ直しもできますが、衣が油を吸いやすく、温度管理や後片付けにも手間がかかります。家庭で1~2個を温めるなら、電子レンジとトースターを組み合わせる方法のほうが手軽です。揚げ直す場合は、表面の状態を見ながら短時間で仕上げます。
冷たいままコロッケを食べてもよいですか?
購入当日で、商品にそのまま食べられる惣菜としての表示があるコロッケは、冷たい状態でも食べられます。ただし、保存方法や消費期限は購入店や商品によって異なります。パッケージの表示を確認し、適切に保管したものを期限内に食べましょう。
温めたコロッケを再び冷蔵できますか?
一度温めたコロッケは、食べる分だけ加熱するほうが扱いやすくなります。再加熱と冷却を繰り返すと、衣の食感が変わりやすく、保存状態も管理しにくくなります。残りそうな場合は、温める前に必要な個数だけ取り分けてください。

まとめ
コロッケの温め直しは、電子レンジで中を温めてから、予熱したオーブントースターで衣を焼く方法が取り入れやすいでしょう。一般的なコロッケ1個なら、電子レンジ600Wで30~40秒ほど加熱し、トースターで2~4分焼くところから調整します。
- 時間を優先するなら電子レンジだけで温める
- 食感を重視するならレンジとトースターを併用する
- アルミホイルへ軽くしわを付けて水分をためにくくする
- コロッケを重ねず、間隔を空けて並べる
- 冷凍商品はパッケージの加熱方法を優先する
コロッケの大きさや種類、保存状態、使用する機器によって、ちょうどよい時間は変わります。最初から長く加熱せず、短い時間から少しずつ調整すると、中心の温かさと衣のサクサク感を両立しやすくなります。

