「一昨日の前の日は何て言うの?」「さきおとといという言葉を聞いたけれど、漢字ではどう書くの?」と、日付の呼び方が気になることがあります。昨日や一昨日は普段から使っていても、さらにその前の日となると、すぐには言葉が浮かばないこともあるでしょう。
一昨日の前の日は「さきおととい」といい、漢字では「一昨昨日」または「一昨々日」と書きます。 今日を基準にすると3日前を指し、「さきおとつい」「いっさくさくじつ」という読み方もあります。
ただし、日常会話や仕事の連絡では「3日前」や具体的な日付を使うと、相手に伝わりやすくなります。
この記事では、一昨日の前の日の正しい言い方や漢字、日付の数え方、似ている言葉との違いを整理します。会話やメールで自然に使える例文も紹介するので、場面に合わせた表現を選ぶ参考にしてください。
一昨日の前の日の言い方は「さきおととい」
一昨日の前の日を表す言葉は「さきおととい」です。今日から数えて3日前にあたり、辞書にも掲載されている日本語の表現です。まずは意味と日付の関係を確認しておきましょう。

「さきおととい」は今日から3日前のこと
「さきおととい」は、昨日の前の日である「一昨日」から、さらに1日さかのぼった日を意味します。今日を基準にすると、昨日が1日前、一昨日が2日前、さきおとといが3日前です。
国語辞典の『デジタル大辞泉』でも、「さきおととい」は一昨日の前の日を意味する言葉として掲載されています。「3日前」と同じ日を指すため、特別な数え方を覚える必要はありません。
日常会話では「さきおととい、公園に行ったよ」という使い方ができます。また、「さきおとといの夜」「さきおとといの朝」のように、時間帯を組み合わせることも可能です。
ただし、この言葉を聞き慣れていない相手には「3日前」と伝えるほうが分かりやすい場合があります。言葉としての正しさと、相手への伝わりやすさを分けて考えると、使い分けがしやすくなります。
昨日・一昨日・さきおとといの早見表
今日を基準にした日付の呼び方を、一覧表で確認してみましょう。
| 今日からの日数 | 呼び方 | 漢字 |
|---|---|---|
| 3日前 | さきおととい | 一昨昨日・一昨々日 |
| 2日前 | おととい | 一昨日 |
| 1日前 | きのう | 昨日 |
| 当日 | きょう | 今日 |
| 1日後 | あした | 明日 |
| 2日後 | あさって | 明後日 |
| 3日後 | しあさって | 明明後日 |
過去の日付は「昨日」「一昨日」「さきおととい」の順番で1日ずつさかのぼります。一方、未来の日付は「明日」「明後日」「しあさって」の順番で進みます。
「さきおととい」と「しあさって」は、今日から3日離れているという点では共通していますが、過去と未来という違いがあります。
実際の日付に当てはめると何日になる?
日付を使って確認すると、さらに分かりやすくなります。
今日が10月10日だった場合、昨日は10月9日、一昨日は10月8日、さきおとといは10月7日です。10月10日から3日さかのぼれば、10月7日になるということです。
月をまたぐ場合も数え方は変わりません。今日が11月2日なら、昨日は11月1日、一昨日は10月31日、さきおとといは10月30日になります。
年末年始も同じです。1月2日を基準にすると、さきおとといは前年の12月30日です。月や年が変わる場面では、カレンダーで日付を確認すると整理しやすくなります。
「さきおととい」は、今日の日付から3日さかのぼった日と覚えておけば、いつでも同じ方法で確認できます。
「さきおととい」の漢字と読み方
「さきおととい」には、複数の漢字表記があります。代表的なのは「一昨昨日」と「一昨々日」で、どちらも今日から3日前を意味します。読み方にもいくつかの種類があるため、それぞれの違いを見ていきましょう。

「一昨昨日」と「一昨々日」はどちらも使える
「さきおととい」の漢字には、「一昨昨日」と「一昨々日」という表記があります。どちらも同じ日を指しており、意味に違いはありません。
「一昨昨日」は、「一昨日」という言葉に使われる漢字をもとにした表記です。一方、「一昨々日」は「昨」を繰り返す部分に踊り字の「々」を使っています。
踊り字とは、同じ漢字の繰り返しを表す記号のことです。「人々」や「時々」などにも使われています。「一昨々日」の場合は、「々」が直前の「昨」を繰り返すことを表しています。
国語辞典では「一昨昨日」という表記が見られますが、文学作品などでは「一昨々日」という表記も使われています。
ただし、どちらも普段の文章では見慣れない漢字の組み合わせです。読みやすさを優先するなら、ひらがなの「さきおととい」や「3日前」を選ぶ方法もあります。
「さきおとつい」という読み方もある
「さきおととい」には、「さきおとつい」という別の読み方もあります。どちらも一昨日の前の日を指しており、意味は同じです。
この違いは、もとになる「一昨日」の読み方と関係しています。一昨日には「おととい」と「おとつい」という読み方があり、それぞれに「さき」が付いた形と考えると覚えやすくなります。
| 読み方 | 意味 |
|---|---|
| さきおととい | 3日前 |
| さきおとつい | 3日前 |
| いっさくさくじつ | 3日前 |
「おとつい」は地域によって耳にする機会がある言い方ですが、「さきおとつい」も辞書に掲載されている表現です。
普段の会話では、家庭や地域で使い慣れた言い方を選んでも構いません。相手がその言葉に親しみがない場合には、「3日前」と言い換えると自然です。
「いっさくさくじつ」と読むこともできる
「一昨昨日」は、「いっさくさくじつ」と読むこともできます。漢字を音読みした表現で、「さきおととい」と同じ意味です。
「一昨日」を「いっさくじつ」と読むことがあるように、「一昨昨日」にも音読みの形があります。
ただし、「いっさくさくじつ」は日常会話では聞き慣れない人もいるため、普段の連絡に積極的に使う必要はありません。
漢字の読み方を調べる場面や、辞書で言葉を確認する場面では知っておくと役立ちます。一方、家族や友人との会話なら「さきおととい」、予定や出来事を分かりやすく伝えるなら「3日前」という使い分けができます。
なお、これらの読み方は『漢字ペディア』や『デジタル大辞泉』でも確認できます。漢字の表記と読み方を合わせて覚えておくと、文章の中で見かけたときにも意味を理解しやすくなります。
一昨日の前の日と似ている言葉の違い
日付を表す言葉には、「先日」「前日」「一昨日」など、似た表現がいくつもあります。しかし、すべてが同じ日を指すわけではありません。特に、基準となる日が違う言葉は、使い方を整理しておくと便利です。

「一昨日」と「さきおととい」の違い
「一昨日」は今日から2日前、「さきおととい」は今日から3日前です。どちらも過去の日付ですが、1日分の違いがあります。
今日が金曜日なら、一昨日は水曜日、さきおとといは火曜日になります。
「一昨日の夜に映画を見た」という場合は水曜日の夜、「さきおとといの夜に映画を見た」という場合は火曜日の夜を指します。
また、「一昨日の前の日」と「一昨日の次の日」も区別しておきましょう。前の日なら3日前ですが、次の日なら昨日になります。
日付の前後を考えるときは、最初に一昨日が何日なのかを確認し、そこから1日進めるか、1日戻すかを考えると整理できます。
「先日」と「さきおととい」は同じ意味?
「先日」は、近い過去のある日を表す言葉です。「さきおととい」のように、今日から何日前なのかが決まっているわけではありません。
「先日はありがとうございました」という文章なら、少し前に会った日や、お世話になった日を指します。その日が2日前の場合もあれば、数日前の場合もあります。
一方、「さきおととい」は3日前という特定の日を表します。
| 表現 | 指す日 |
|---|---|
| さきおととい | 今日から3日前 |
| 一昨日 | 今日から2日前 |
| 先日 | 近い過去のある日 |
| 前日 | 基準となる日の1日前 |
「先日」は丁寧な会話やメールでも使いやすい言葉ですが、具体的な日付を示したい場面には向いていません。
日付をはっきり伝えるなら「3日前」や「10月7日」、過去の出来事に自然に触れるなら「先日」という使い分けができます。
「前日」「3日前」との使い分け
「前日」は、ある日を基準にして、その1日前を表す言葉です。必ずしも昨日を意味するわけではありません。
今日が10月10日で、予定が10月15日なら、その予定の前日は10月14日です。今日から数えた昨日とは異なります。
「3日前」も、何を基準にするかによって指す日が変わる場合があります。
「今日から3日前」と言えば10月7日ですが、「旅行の3日前」と言えば旅行開始日の3日前です。
一方、「さきおととい」は、通常、話している日を基準にした3日前を表します。
「前日」や「3日前」は基準となる日を確認し、「さきおととい」は今日から3日前と考えると、それぞれの違いが分かりやすくなります。
「一昨日の昨日」は何日前を指す?
「一昨日の昨日」という表現を見かけることがありますが、意味を考えるには、どの日を基準にしているのかを整理する必要があります。
一昨日は今日から2日前です。その一昨日を基準にして、さらに前の日を指しているのであれば、今日から3日前になります。
ただし、「昨日」は本来、今日の前の日を指す言葉です。「一昨日の昨日」という組み合わせは、日付を表す自然な言い方としてはあまり使いません。
一昨日より前の日を伝えたい場合は、「一昨日の前の日」や「さきおととい」と表現すると意味が明確になります。
日付を数えるときは、「今日から何日前なのか」を考えると、複雑な言い回しに頼らず整理できます。
「さきおととい」の自然な使い方と例文
「さきおととい」は、過去の出来事を話すときに使える言葉です。ただし、会話の相手や文章の目的によっては、「3日前」や具体的な日付のほうが伝わりやすくなります。日常生活と仕事の場面に分けて確認しましょう。

家族や友人との会話で使う場合
家族や友人との会話では、出来事がいつだったのかを思い出すときに「さきおととい」を使えます。
次のような言い方が自然です。
-
「さきおととい、駅前のお店に行ったよ」
-
「さきおとといの夕方に友達と会った」
-
「さきおとといから読み始めた本を読み終えた」
-
「さきおとといは天気がよかったね」
いずれも、今日から3日前の出来事を表しています。
ただし、相手が「さきおととい」という言葉を普段使わない場合には、「3日前のことだよ」と補足すると会話が進めやすくなります。
家庭や地域によって使い慣れた表現が異なることもあるため、自然に伝わる言葉を選ぶとよいでしょう。
仕事やメールでは「3日前」が分かりやすい
仕事の連絡では、相手が日付をすぐに理解できる表現が便利です。「さきおととい」も日本語として使えますが、メールや書類では「3日前」や具体的な日付を選ぶと伝わりやすくなります。
「さきおととい送った資料について確認したい」という内容なら、次のように表現できます。
「3日前にお送りした資料について、ご確認をお願いいたします。」
送信した日付が分かっている場合には、「10月7日にお送りした資料について」と書く方法もあります。
特に、メールは相手が当日中に読むとは限りません。送信した日を基準にした「3日前」という表現も、読む日が変わると分かりにくくなることがあります。
そのため、後から読み返す可能性のある文章では、「○月○日」と具体的な日付を書く方法が適しています。
予定の確認や資料のやり取りなど、日付の正確さが必要な場面では、相手がいつ読んでも同じ日を理解できる表現を選びましょう。
LINEやメッセージではどう書く?
LINEやチャットなどの短いメッセージでは、会話の流れに合わせた表現を選べます。
親しい相手なら「さきおととい話したことなんだけど」と書いても自然です。ただし、短い文章では前後の説明が少ないため、「3日前に話したことなんだけど」と書くほうが伝わりやすい場合もあります。
また、写真や動画を送るときには、「さきおととい撮った写真だよ」と伝えられます。撮影日をはっきり示したいなら、「10月7日に撮った写真だよ」と書く方法もあります。
グループで予定を共有するときは、参加者全員が同じ日付を理解できる表現が便利です。
普段の雑談なら「さきおととい」、日付を確認する連絡なら「3日前」や「○月○日」という使い分けをすると、自然な文章になります。
さきおとといの日付を覚えるコツ
「さきおととい」という言葉を覚えるには、昨日や一昨日との位置関係を整理する方法が分かりやすいでしょう。難しい暗記をする必要はなく、今日を中心に前後の日付を並べるだけで確認できます。
今日を0として数えると覚えやすい
日付を数えるときは、今日を0として考える方法があります。
昨日はマイナス1日、一昨日はマイナス2日、さきおとといはマイナス3日です。未来の日付なら、明日がプラス1日、明後日がプラス2日、しあさってがプラス3日になります。
このように、今日を中心にすると、過去と未来の日付が対応していることが分かります。
特に覚えておきたいのは、「さきおととい」と「しあさって」の位置です。どちらも今日から3日離れていますが、さきおとといは過去、しあさっては未来を指します。
「昨日、一昨日、さきおととい」と順番に声に出してみるのもよい方法です。普段から使う言葉につなげて覚えると、日付を思い浮かべやすくなります。
曜日を使って3日前を確認する方法
曜日を使うと、日付の位置関係を確認しやすくなります。
今日が木曜日なら、昨日は水曜日、一昨日は火曜日、さきおとといは月曜日です。
今日が月曜日なら、昨日は日曜日、一昨日は土曜日、さきおとといは金曜日になります。
曜日で考える場合も、今日から1日ずつ戻るだけです。1週間の区切りをまたいでも、数え方は変わりません。
ただし、曜日だけでは具体的な日付までは分かりません。予定や記録に使う場合は、カレンダーで月日も合わせて確認すると便利です。
会話では曜日、文章では日付というように、用途に応じて確認方法を変えると使いやすくなります。
月末や年末をまたぐ場合の数え方
月末や年末をまたぐ場合も、さきおとといは今日から3日前です。
今日が4月1日なら、さきおとといは3月29日です。ただし、うるう年や月の日数によって、月初めから3日前の日付は変わります。
2月の日数は通常28日、うるう年は29日です。そのため、3月1日から3日さかのぼると、通常の年は2月26日、うるう年は2月27日になります。
また、1月1日から3日前は前年の12月29日です。
このような場面では、曜日だけで考えるよりも、カレンダーの日付を1日ずつ戻す方法が分かりやすくなります。
月や年が変わっても、今日から3日戻るという基本は同じです。 日付の区切りに合わせて数え方を変える必要はありません。
よくある質問
一昨日の前の日は「さきおととい」で合っていますか?
はい。一昨日の前の日は「さきおととい」で合っています。今日から数えて3日前を指す言葉で、国語辞典にも掲載されています。漢字では「一昨昨日」や「一昨々日」と書きます。日常会話では「3日前」と言い換えても同じ日を表せます。
「さきおととい」は方言ですか?
「さきおととい」は、特定の地域だけで使われる方言というわけではなく、国語辞典に掲載されている日本語です。ただし、地域や家庭によって使う頻度には違いがあります。「さきおとつい」という言い方もあり、どちらも3日前を意味します。
「一昨々日」は何と読みますか?
「一昨々日」は「さきおととい」と読みます。「一昨昨日」と書いても同じ意味です。また、「さきおとつい」「いっさくさくじつ」という読み方もあります。どれも今日から3日前を表していますが、普段の文章では「3日前」と書くと読みやすくなります。
「先一昨日」という漢字も使えますか?
「先一昨日」という表記も、過去の文学作品などに見られます。「先」を付けて、一昨日よりさらに前の日を表す形です。ただし、辞書で代表的に示される表記は「一昨昨日」です。現在の文章では、読みやすさを考えて「さきおととい」や「3日前」を使う方法もあります。
さきおとといのさらに前の日は何と言いますか?
さきおとといのさらに前の日は、今日から4日前です。「4日前」と表現すると分かりやすくなります。日常会話では「さきおとといの前の日」と説明することもできますが、具体的な日付が分かっているなら「○月○日」と伝える方法も便利です。
一昨日の次の日は何と言いますか?
一昨日の次の日は「昨日」です。今日から2日前の一昨日から、1日進めると昨日になります。反対に、一昨日から1日戻ると「さきおととい」です。「前の日」と「次の日」を考えるときは、今日を基準に日付を並べると理解しやすくなります。
「さきおととい」は漢字とひらがなのどちらで書くとよいですか?
漢字でもひらがなでも表現できます。ただし、「一昨昨日」や「一昨々日」は読み慣れていない人もいるため、一般向けの文章では「さきおととい」とひらがなで書く方法があります。日付を正確に伝えたい場合は、「3日前」や具体的な年月日を使うとさらに分かりやすくなります。

まとめ
一昨日の前の日は「さきおととい」といい、今日から数えて3日前を指します。漢字では「一昨昨日」または「一昨々日」と書き、「さきおとつい」「いっさくさくじつ」という読み方もあります。
覚えておきたい内容を整理すると、次のとおりです。
-
一昨日の前の日は「さきおととい」
-
今日から数えて3日前を意味する
-
漢字は「一昨昨日」「一昨々日」
-
「さきおとつい」も同じ意味
-
日常会話では「3日前」という言い方も便利
-
仕事のメールでは具体的な日付を書くと伝わりやすい
「さきおととい」は、昨日や一昨日と同じように、過去の日付を表す日本語の一つです。言葉の意味を知っておくと、会話や文章で見かけたときにも理解しやすくなります。
普段の会話では使い慣れた表現を選び、予定や連絡では「3日前」や「○月○日」と伝えるなど、相手や場面に合わせて使い分けてみてください。

